ほんの少しのすれ違い

連絡日2023年3月
依頼者Sさん
年齢30代
職業製造業
雇用形態正社員
Sさんはメンタル不調により休職していたが、改善の見込みがないため、直属の上司へ退職の意思を伝えた。

上司は「手続き等詳細は折り返し連絡する」と言ってから1週間連絡が来なく、また別の退職希望者をしつこく引き止め退職を阻止した実績があったため当組合へ相談された。

当組合から本社の総務の方へ連絡したところ、退職の手続きを進めている段階でSさんへは本日午後に連絡しようとしていたと仰っていた。
休職中のため慎重に手続きをしていたとのことであった。
当組合からは1週間も待たせると本人は不安に思う旨をお伝えし、ご理解して頂けた。
そして『1週間も待たせて申し訳なかった。』『現場の方は同席せず、社外で直接会って謝罪できないか』と仰っており、Sさんへ確認したところ会社の方の誠意が伝わり、社外で会って退職手続きを進めることとなった。

退職される方の対応も誠意をもって進めていることに好感を持てたが、相手の気持ちを考えて連絡は小まめに取ったほうがより良いかと思った。